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PRISM(プリズム)とは、アメリカ国家安全保障局(NSA)が2007年から運営する、極秘の通信監視プログラムである。正式名称はUS-984XN。コードネームは、名前の通りプリズムにちなむ。 == 概要 == Microsoftの「」(ソーシャル)、Google、Yahoo!、Facebook、Apple、AOL、Skype、YouTube、PalTalkの、合わせて9つのウェブサービスを対象に、ユーザーの電子メールや文書、写真、利用記録、通話など、多岐に渡る情報の収集を意図している。2013年6月6日、ガーディアンとワシントン・ポスト両紙が、当時NSA勤務者だったエドワード・スノーデンからの証言による調査報道によって、存在が明らかとなり、アメリカ合衆国連邦政府筋もこの機密計画の存在を認めた〔「米スキャンダル 当局が市民のメールなどを収集か」 ロシアの声日本語版、2013年6月7日、2013年6月27日閲覧〕〔米当局が市民の通話記録を大量収集、大手9社のネット監視も AFPBB日本語版、2013年6月7日、2013年6月27日閲覧〕〔米当局、グーグルなどIT大手のサーバーからデータ収集 ロイター、2013年6月7日、2013年7月7日閲覧〕。 報道で名指しされたシリコンバレーのIT企業は、一様に関与を否定していたが、のちに『コンピュータプログラムの存在』を間接的に認めるところも現れている〔瀧口範子 「米政府の個人監視に逆らえないテクノロジー企業」 ニューズウィーク日本版、2013年6月15日、2013年6月27日閲覧〕。バラク・オバマ政権関係者からは「国内に居住する米国民を標的にしたものではない」との情報もある〔「米NSAの極秘計画『PRISM』が明るみに - 大手ウェブサービスの情報を多岐にわたって収集 -」 WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)2013年6月7日、2013年6月27日閲覧〕。 事実、エドワード・スノーデンからの情報として、日本、ブラジル、フランス、ドイツのアンゲラ・メルケル首相など、国の行政権を担う人物35人が、電話盗聴の対象になっていたと、マスメディア各社は報じている〔ルセフ・ブラジル大統領:訪米延期 NSAのメール傍受に反発 毎日新聞2013年9月18日〕〔米機関が独首相の携帯も盗聴か オバマ大統領は報道否定 共同通信2013年10月24日〕〔米機関、外国指導者35人盗聴か 英紙報道、非難激化も 共同通信2013年10月25日〕。ドイツでは、連邦議会の対応に関する情報をアメリカに売っていた連邦情報局局員とドイツ連邦軍職員がスパイ容疑で逮捕され、アメリカ大使館の情報担当書記官がペルソナ・ノン・グラータ指定を受けた〔ドイツ、米大使館の情報責任者を国外退去に CNN 2014年7月11日〕。UKUSA協定に加盟するイギリス連邦の諸国は監視対象になっていない〔イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドは対象国として登場していない〕。 ファイル:Cover slide of PRISM.jpg|流出したアメリカ合衆国連邦政府の極秘パワーポイント資料の表紙 ファイル:PRISM Collection Details.jpg|情報収集の詳細を示すパワーポイント資料。左側に対象プロバイダ9社、右側に電子メール・音声通話・動画・写真等入手可能情報が記されている。 ファイル:Prism slide 5.jpg|プロバイダ別の情報収集開始日を示すパワーポイント資料。「マイクロソフト2007年9月11日、ヤフー2008年3月12日・・・アップル(2012年10月追加)」等と説明され、PRISM経費は最大で年間2千万ドルと付記されている。 ファイル:Upstream slide of the PRISM presentation.jpg|パワーポイント資料。外国情報監視法702条(FAA702)に基づき2つの方法で情報収集できるとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PRISM (監視プログラム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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